
高校から大学への進学率は年々上がり続けて、平成19年には50%を超え、平成22年には54.3%になっています。これと同様に、通信制高校から大学への進学を目指す人も、近年増えています。通信制の高校を卒業した人は平成22年で約4万5千人。そのうち約8000人が大学への進学をしています。
通信制の高校にも、全日制・定時制の高校のように指定校推薦枠を設けている学校があり、一般入試と別枠で大学を受験することが可能です。4年制大学・短期大学・各種専門学校の指定校推薦枠のある学校もありますので、希望の学部や大学への指定校推薦枠がある通信制高校を選ぶのも、夢を現実にする大きな一歩になるでしょう。なかには通信制高校で資格取得に力を入れているところもありますから、高校在学中に資格を取得して、社会人として生活しながら、大学への勉強をするために高校へも通い続ける、という道もあります。

また、先ほど述べたように通信制高校の卒業生も大学進学を目指す人が増えつつあるため、そのニーズに応えるべく、進学サポートへ特に力を入れている通信制高校もあります。個別指導タイプの学習塾や、大手予備校と提携して、生徒にきめ細かい進学指導を行っています。
そのような学校では、基本的な学力をレポート・スクーリングで身につけてもらい、入試に役立つ実践的な学力を提携先のカリキュラムで習得するタイプが主流です。勉強以外のことに時間をとられてしまいがちな、全日制高校とは違い、自分のペースで着実に勉強を深めることができるのが、通信制高校の特徴です。
時にはスクーリングで直接指導を受けたり、自宅や好きな場所で自習したり、仕事と両立しながら勉強するといった、生き方のスタイルに合わせて勉強し、大学受験を突破して、大学でより勉学を深く探求したいと考えているなら、進学サポートを基準に学校を選ぶのも選択肢の一つです。通信制高校での単位取得タイプの方式に、一足先に慣れたならば、大学での単位取得方式も理解が早いでしょう。



















