フリースクールとは、一般的に学校教育法に拘束されない民間の教育機関のことを言います。
日本では、正規の学校に行けない・行かない子どもたちの居場所であり、社会との接点の場であることが多いため、学校という形態ではない場合が多いです。フリースクールの歴史は浅く、日本では誕生からまだ20年ほどしか経っていません。
サポート校の運営は主に学習塾、予備校、専門学校など民間教育機関で、それぞれの特色を活かして運営されています。現在ではサポート校の数も増え、全国で約200校以上と言われています。
フリースクールが通信制高校、サポート校と大きく異なるのは、運営しているのが「学校教育法に拘束されない民間の教育機関」という点です。その分、学校での学習という枠組みからは少し離れた位置づけにあり、誰でも入ることができます。
最近はフリースクールの認知度も高くなってきており、その地域の小・中学校の校長先生の裁量によっては、フリースクールへの登校が学校の出席扱いになるところもあります。しかし、高校の場合は、フリースクールが公的な教育機関ではないため、通い続けても学校の出席扱いにはならないケースがほとんどです。もちろん、18歳まで通っても高校卒業資格は得られません。
高校卒業資格をとるためには、やはり通信制高校に在学するか、高等学校卒業程度認定試験を受験し合格することが必要となってきます。
一方で、通信制高校などが中学生を対象に学校復帰などを支援するために「中等部」としてフリースクールを運営している場合もあります。
フリースクールの多くは、少人数の個別指導や個人指導が中心です。初めての空間が苦手な子どものためにスタッフが自宅を訪問したり、時間割も午前・午後といったような大きな枠組みで決めて、一人ひとりに合わせて手厚いサポートを行なっています。
自然との触れ合いや農業体験、陶芸、絵画、天体観測、調理実習、スポーツ、仕事シミュレーションなど、各スクールでは子どもたちが楽しみながら活動することができる、さまざまな体験型の取り組みが行われています。学校での学習とは違った体験型の活動からも、子どもたちの主体性に任せ、自発的な行動を促すという点は重要視されています。
寮を併設し、子どもたちが仲間や先生と、ともに生活を送るフリースクールもあります。親元を離れた暮らしのなかで、規則を設けて正しい生活習慣を指導するところや、個人の意思を尊重しているところなどさまざま形態がありますが、いずれの形態でも社会性や責任感を身につけ、子どもたちを次のステップに送り出します。

















